大学院留学-IELTSを韓国で受験するには

韓国でもIELTSを受験できるの?

日本でIELTSを受験する場合、気付いたら既に定員に達してしまい受験出来ないということは良くあるかと思います。また、大学から条件付き合格(Conditional Offer)を貰っているものの、スコアを受領する期間(2週間弱)も考慮すると都内だけでは試験日も限られ、大阪や福岡などで受験した経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、受験者が居住している最寄り以外で受験する場合のオプションに成り得る韓国でのIELTS受験(特にComputer-delivered)について情報を纏めました。私自身が韓国でIELTSを受験する際にネットで調べるも(当然ですが)国内に比べて極端に情報が少なく、実際に受験する迄は不安がありました。この記事が韓国での受験を検討している方のお役に少しでも立てれば幸いです。

【目次】
1.韓国でIELTSを受験するには・・・?
2.日本で受験することとの違いは・・・?
3.Computer-deliveredの試験固有の違いは・・・?
4.試験会場や宿泊先は・・・?
5.まとめ

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1. 韓国でIELTSを受験するには…?

まずは日本と同様にネットで受験の登録を行う必要があります(以下リンク参照)。ハングルしか表示されず最初は面を食らうかもしれませんが、右上にEnglishのタブがあるのでクリックすれば英語表記に変わります。

◆British Council Korea IELTS受験登録サイト

ielts korea
◆登録サイトの画面例

サイト左上のIELTS RegistrationのタブからOnline Registrationを選択すると上記の様な日時と試験会場を選択できるメニューが表示され、クリックすると日本と同様にパスポート番号などの個人情報を登録する画面に変わります。入力内容については英語とハングル両方で表記されているので、問題無く入力できると思います。全ての項目を入力完了後に登録をクリックすると、次はクレジットカードで受験料(26万ウォン)を決済する画面に変わるので、こちらも必要情報を入力すれば全ての手続が完了です。(※日本と異なり、パスポートの画像データのアップロードは不要で、代わりに試験当日にパスポートのカラーコピーを持参する必要があります。)試験情報については、My PageのMy Application Historyから詳細(当日は何時迄に会場入りした方が良いか等)を確認出来ますので初めて受験する際には一読されることをお勧めします。

 

2. 日本で受験することとの違いは…?

以下の3点が、私が感じた日本での受験との(良い意味での)大きな違いです。

①圧倒的な開催頻度(≒スケジュールが柔軟に組める):
上記のExams Scheduleの画面からも分かる様に、複数の試験会場で基本的にはほぼ毎日(除く月曜日)受験することが可能です。また、AM(午前)とPM(午後)の部に試験が分かれており、1日でSpeakingも含めた全ての試験を完了させることが出来ます。(例:AMの試験を選択した場合は、当日PMの選択した時間にSpeakingの試験を受験。)なお、Speakingの試験時間については受験登録をする段階で自分自身で指定された時間帯の中から好きな時間を選択することが可能です。

②最短で5日後に分かる試験結果:
これは韓国受験というよりは、日本ではIELTS for UKVIでしか受験出来ないComputer-deliveredの試験に起因するものです。経験上、受験日の5日後(大体12時~16時の間)にMy Pageから試験結果を確認することが出来ます。紙媒体での試験結果については、DHL(国際宅配便)でWebで結果開示された翌日ないし翌々日に指定した住所に郵送されてきます。(例:水曜日に受験した場合は翌週の月曜日にはWeb上で試験結果が閲覧でき、火or水には紙媒体の試験結果を受領出来ます。)
※DHLでの郵送には別途22,000ウォンを(原則試験日の当日に)銀行振込する必要があります。恐らく韓国の銀行口座を持っている方はそう多くはないと思いますが、ウォン送金の代行を行っている会社がいくつか存在するので、それらを利用すれば問題ありません。私はEXPAROというサービスを利用していました。マイナンバーと顔写真付きの身分証明書があれば、即日サービス開始出来ますし、確か当日の18時迄に申請し、指定口座に日本円を振込すれば当日中にウォン送金が完了します。振込に関する詳しい手順は試験会場で渡される紙をご確認下さい。

③試験運営が非常にスムーズ:
日本と異なり試験日や会場の選択肢が豊富にあるからなのでしょうが、1回の試験で受験する人数は大抵10名以下でした。また、Computer-deliveredは試験問題と解答用紙の配布・回収に係る時間が発生しません。これらの要因から、日本でIELTSを受験したことがある方なら恐らく誰もが長い待機時間(8:40が手荷物所の〆切なのに、そこからチェックインして試験開始が9:30を過ぎる等)に多少なりともストレスを感じたことがあると思いますが、これが一切ありません。加えて、試験自体も本当に2時間40分程度で終了します。私が受験した中で最も短かったのは、8:50から試験開始し11:30過ぎに終了した会でした。(日本では12:45位に午前の試験が終了することもざらにありますが…)

 

3. Computer-deliveredの試験固有の違いは…?

名前の通り、Speaking以外は全てPCでの受験となります。(書くのが遅く、Writingで字数不足により減点されてしまうことがある私にとっては非常に有難いものでした。)この点は、他のサイトでも詳細な説明がなされている為、詳細を割愛します。PlusOnePointというオーストラリアゴールドコーストにキャンパスがあり、オンラインでの日本語でのIELTS対策に定評がある学校のブログがとても詳しく説明しているのでご紹介します。(◆【コンピュータで受けるIELTS(CDI)】紙ベースとの違いは?どっちが有利?【練習問題付】

 

4. 試験会場や宿泊先は…?

残念ながら、私は一つの会場でしか受験したことがないのでそこのみのご紹介となります。私はGANGNAM STATION COZY MOIM BRANCH 2という会場で受験しました。地下鉄のカンナム駅から徒歩で3分位の所にある雑居ビル(サムスン電子のソウル本社ビルの隣の建物)の2Fが会場となります。

venue
◆試験会場の風景

上記の試験会場から近い所でホテルを探そうとすると選択肢はそんなに多くは存在しません(費用をかければ当然ありますが…)。カンナムというソウルの繁華街のど真ん中なので、試験会場から徒歩で移動でき、価格もそこまで高くなく、日本人にとってサービスもそこそこという条件で考えると、私のお薦めは(東横イン)です。時期にもよりますが、2泊3日(前日入りし、2回受験する前提)で航空券(往復)込みで3万円弱で取れました。ホテルまでは金浦空港からだとタクシーで40分~1時間程度(約25,000~30,000ウォン)、仁川空港からだと1時間~1時間半程度(約40,000~45,000ウォン)です。

 

5. まとめ

以上が韓国のIELTS受験に関する情報です。当然、航空券や宿泊代などの諸費用が発生するため、自宅の最寄りで受験できるのであればそれが最安ですし、手間もかかりません。しかし、別の都市で受験することを考えると費用的にはそこまで変わらず、移動時間も羽田から2時間20分で着くので大差はありませんでした。よって、前述した柔軟にスケジュールを組める点などのメリットが享受できることを踏まえると、個人的には有りな選択肢だと思います。

(ご参考:費用イメージ)
東京在住者が日本(大阪受験)と韓国(カンナム受験)で1Day試験を2回受験した場合の費用比較です。費用は殆ど変わらない(+4,000円程度)ことが分かります。それで翌週の木・金には2回分の受験結果を受領することが出来ます。

ベルリッツ

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ABOUTこの記事をかいた人

30代前半の元銀行マンです。(ハンズオン型の)投資家になりたいと考えています。その準備として会社を退職して、2019年9月から英国の大学院(University College London)で1年間Entrepreneurshipについて学びます(遠回りなことしているなと思われるかもしれませんが…)。金融関連や海外大学院留学にあたって得られた知識と、留学期間中に得られた知識の備忘録も兼ねて情報発信していければと思います。 【略歴】私大理系卒(物理学専攻)⇨国立大学大学院卒(社会工学専攻)⇨銀行勤務(M&A、資本政策)⇨グループ証券会社出向(エクイティ・キャピタル・マーケット)⇨英国大学院(MSc. Entrepreneurship専攻)⇨ヤフーギグパートナーの事業プランアドバイザー⇨宇宙系スタートアップのファイナンス担当者(現在)、仲間とボードゲーム紹介メディアBOARDも運営中(https://article.board.fan/)