大学院留学-おすすめのIELTS対策(オンライン・オフライン講座)

IELTSはTOEFL等と比べると以外と対策本が少なく、かといって学校は結構割高な気が…何が一番良い方法?

IELTS対策をする際に、Cambridge公式問題集や一般的な対策本で大まかな試験対策(問題傾向の把握、頻出語彙・表現の習得、自分の力の査定(特にReadingとListening)、その他細かなテクニック)は可能だと思います。しかし、自己評価が難しいWritingやSpeakingの対策は独学では難しく、多くの方が伸び悩まれる科目だと思います。今回は、そんなWritingやSpeakingを学習する上で役立つサービスをご紹介させて頂きます。

【目次】
1.私自身が試したこと
2.振り返ってみて(上記サービスの比較)
3.おすすめのサービス

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1. 私自身が試したこと

まず最初に、私自身が実際にお金を払って行った書籍以外の対策についてご紹介します。以下6つのサービスを実際に試しました(※記載した費用や内容については実際に利用したものを記載しており、サービスによってはその他のコースを提供している場合もあります)。

①元IELTS試験管のWriting添削サービス(http://www.ieltsライティング添削.jp/
費用:19,800円

  • 計8回のメールでの添削サービス(Writing Task1・2どちらも提出可)
  • スペル&文法ミス、文章構成のチェック
  • 採点(各項目の内訳有り)
  • 問題のモデルアンサー

 

SpeakingとWritingが両方できる唯一のオンライン英会話スクール
「ベストティーチャー(Best Teacher)」

費用:16,200円/月額

  • IELTSのSpeaking Part1~3、Writing Task1・2に関連する問題が計41問、通常の英会話に関連する問題が1,000問以上
  • 選択した内容についてチャット形式で英文を入力(最大5往復)
  • 文章での会話が終了した後に、自身の回答した内容についてネイティブチェック(採点はされません)
  • チェック完了後に、20分/回のSkypeでの英会話レッスンが予約可能(予約時にIELTS対策の講師を選択し、冒頭にSpeaking対策をしたいと伝えれば、実際のSpeaking試験と同様の形式でレッスンをしてもらえますが、こちらも採点はされません)。
  • 月額制なので回数制限がなく、やる気と時間があれば1日に2回の受講や毎日受講することも可能

 

③LINGO IELTS Speaking7.0コース(http://www.lingollc.com/ielts/speaking
費用:48,000円(+入会金:10,500円)

  • Speakingで6.5~7.0を目指す人向けの講義(3時間/回で全4回)
  • 最大5名の少人数クラス
  • 講師の方はSpeaking8.5(日本人で帰国子女ではありませんが教え方が丁寧でした)
  • 毎回の講義前に課題(Part2と3に関連する設問10個程について自分の回答を作成)を提出し、内容について添削

 

④LINGO IELTS Writing添削(http://www.lingollc.com/tensaku/ielts_writ
費用:27,000円(+入会金:10,500円※既に入会していれば不要)
(なお、同校のWriting講座を受講していない場合、プライベート講義を受講する必要があり、26,000円/回(2時間)が別途かかります。)

  • IELTSのWriting Task1・2に関する文章構成について
  • 便利な表現集(特にTask1については良く纏まっていて便利でした)
  • 5回分のメールでの添削(1回分でTask1・2両方の回答を提出)
  • スペル&文法ミス、文章構成のチェック
  • 採点(各項目の内訳は無し)
  • 問題のモデルアンサー

 

⑤DEVELOPのIELTS通信講座(http://developlanguage.com/course-fee/online-ielts/
費用:22,500円(+入学金:15,000円)

  • IELTSのWriting Task1・2に関する文章構成について
  • 便利な表現集(特にTask1については良く纏まっていて便利でした)
  • 5回分のメールでの添削(1回分でTask1・2両方の回答を提出)
  • スペル&文法ミス、文章構成のチェック
  • 採点(各項目の内訳有り)
  • 問題のモデルアンサー

 

⑥PlusOnePoint(https://ielts.jp/
費用(AUD1=JPY72で換算した場合):
 AUD1,026(Flex24)≒73,872円
 AUD1,499(Flex36)≒107,928円
 AUD599(Unlimited WT1&2)/月≒43,128円
 ※上記は定期的にあるキャンペーン値引きを適用した(実際に支払った)料金。

  • オーストラリアゴールドコーストにキャンパスがあり、日本人講師の方が教えるIELTS専門学校のオンラインコース
  • 4科目全ての講義が受講可能
  • 土日祝日含め、日本時間の6:00~23:00で受講出来る為、非常に柔軟な学習スケジュールの調整が可能
  • ポイント制のFlexと月額制で対象講義の受講が無制限のUnlimited、短期集中型のIntensiveの3つのコース
  • 提供される講義の形式は以下2種類
  • 【Live】ZoomというSkypeと類似の通話サービスによるリアルタイムの講義
  • 【その他(Perfect、Express等)】事前に課題を提出し、動画解説のフィードバックを受ける講義
  • Writingのプランニングに特化した対策講座有り
  • Writing、Speaking共に詳細なスコアリング有り
  • Writingのモデルアンサー
  • 受講生は毎週無料でMockテストを受験可能

2. 振り返ってみて(上記サービスの比較)

①~⑥に挙げた実際に受講したサービスをA(費用)、B(受講し易さ)、C(講義内容)、D(スピード)の4点で各々順位付けしました。
※(主観的な)評価方法については以下の通りです。
A:横比較する為に1回辺りの単価を算出して評価
B:特定日時で受講するタイプか否かで評価
C:1回の講義で得られるフィードバックの量・質、質問に対する対応状況の良し悪し、目標スコア別の指導有無で評価
D:添削等に要する日数で評価

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ざっくり纏めると、当たり前ですがWeb・メールでの添削と比べて、対人講義であれば質問し易い、講義内容が丁寧であるなどのメリットがある反面、費用が高くなる、受講スケジュールが限られるというデメリットが生じ易くなります(逆もまた然り)。

 

3. おすすめのサービス

完全に私個人の主観に基づいてしまいますが、PlusOnePointが一番お薦めするサービスです。恐らく多くの方が働きながら合間を縫って学習しており、自分が好きな時に受講出来る方が好ましい為、メールでの添削やSkypeでの英会話レッスンを選ばれると思います(価格も安いですし)。一方で、メールや英語だとリアルタイムで質問が出来ない、そもそもの対策を体系的に学べない等の悩みを感じられている方もいると思います。前者の良さを残しつつ後者の問題を解消したサービスが正にPlusOnePointだと個人的には強く感じます。また、支払う通貨が豪ドルなので為替によってぶれますが、今ならかなり円高に進んでいるのでよりお得だと思います。無料体験やカウンセリングも行っているのでご関心あるかとは是非一度コンタクトしてみて下さい。
※私が投稿した合格体験談(https://ielts.jp/testimonial/yo-2/)に、受講経緯や受講スタイル、何が良かったのかがもう少し詳しく書いてありますのでご参考迄に紹介します。

次回は留学費用についてご紹介していきます。

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ABOUTこの記事をかいた人

30代前半の元銀行マンです。(ハンズオン型の)投資家になりたいと考えています。その準備として会社を退職して、2019年9月から英国の大学院(University College London)で1年間Entrepreneurshipについて学びます(遠回りなことしているなと思われるかもしれませんが…)。金融関連や海外大学院留学にあたって得られた知識と、留学期間中に得られた知識の備忘録も兼ねて情報発信していければと思います。 【略歴】私大理系卒(物理学専攻)⇨国立大学大学院卒(社会工学専攻)⇨銀行勤務(M&A、資本政策)⇨グループ証券会社出向(エクイティ・キャピタル・マーケット)⇨英国大学院(MSc. Entrepreneurship専攻)⇨ヤフーギグパートナーの事業プランアドバイザー⇨宇宙系スタートアップのファイナンス担当者(現在)、仲間とボードゲーム紹介メディアBOARDも運営中(https://article.board.fan/)