ファイナンス-転換社債(CB)発行事例-ローム-
以前、CB(転換社債)について紹介する記事を書きましたが、今回は実際の発行事例を基にもう少し具体的にご紹介します。事例は直近(昨年末に)CBを発行したローム(東証一部上場の京都に本社がある電子部品メーカー)のものを扱います。
以前、CB(転換社債)について紹介する記事を書きましたが、今回は実際の発行事例を基にもう少し具体的にご紹介します。事例は直近(昨年末に)CBを発行したローム(東証一部上場の京都に本社がある電子部品メーカー)のものを扱います。
今回はCB(転換社債)の仕組みについてご紹介します。正式名称は新株予約券付転換社債(Convertible Bond)と呼ばれ、普通社債(SB)と新株予約権(ワラント)が一体となった債券です。企業の資金調達手段の一つとして用いられます。特徴としては、予約券が付与されることで通常よりも低コストでの調達が可能です。
今回はデリバティブ(金融派生商品)の中でも、特にオプション取引にフォーカスして、その仕組みについて簡単にご紹介します。オプション取引とは、将来の決められた日或いは期間迄(行使期限)に、決められた価格(行使価格)でモノ(株式や債券など)を買う(或いは売る)「権利」を売買する取引のことを指します。
今回は、普通社債(Straight Bond, SB)の仕組みについて簡単にご紹介します。日本企業にとって、銀行借入と並んでポピュラーな資金調達手法の一つだと思います。しかし、その仕組みについては意外と知られていないため、本記事を通じて少しでもご理解の助けになれば幸いです。
今回は、富士フイルムHDの米国ゼロックス(Xerox)社の経営統合の中止と、中止とはなりましたがそのユニークな経営統合のスキームについてご紹介します。中止となりましたが、アクティビスト、税制(親子間のみなし配当課税)、第三者割当増資、自己株式の取得、特別配当など示唆に富む事例です。