今回は、BHIVという授業についてご紹介します。
1.担当講師
Mike Bandarという人が講師を務めます。彼は、複数の企業(Toyboy Warehouseという出会い系サービスを提供する会社やMonzoなど合計で17社ほど)にTurn Partnerとして関わっているそうです。企業向けの研修を除くと大学ではUCLでしか講義を受け持っていないそうで、「正にここでしか学べない講義だよ笑」との紹介がありました。
2.講義の目的
この講義では全10回を通じて、Business Model CanvusやLean Canvasなどの手法を学び、様々な事業の価値創出がどの様に成されているのかを理解し、それを自身が考えるビジネスに当てはめ、確りと価値創出できる様になるというのがテーマとなります。
最初の講義冒頭で、以下のような質問がありました。
1. How many businesses were created in the UK last year(2016)?
A. 5.7 million
2. How many businesses will survive for 3 years in the UK?
A. 2.1 milion (53.7%)
3. How many businesses will scale up to more than £1m within 3 years in the UK?
A. 0.1 million (2%)
3年程度であれば半数以上のスタートアップは生き残るけれども、スケールアップできる会社は殆どいないということの様です。その為、Value Creationということに特にフォーカスして講義内容が組まれているそうです。
3.課題と評価
ヨーロッパのWired Top100 Startupsから1社を選んで、授業で学んだフレームワークなどを用いた分析レポート(3000 words)と、期末にある2時間の筆記試験で成績が決まります。この他に、課題図書や毎週何等かの課題がありますが、全てが3000wordsのレポートを作成する際の分析に使える様な内容になっており、自動的に少しづつレポート作成の準備が出来るようになっています。
次回以降は、講義で学んだことについてより詳しくご紹介いたします!
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