UCL留学-講義-Entrepreneurial Marketing①(講義概要)

今回は、Term2から始まったEntrepreneurial Marketingの授業についてご紹介します。

今回は、Term2の授業の一つであるEntrepreneurial Marketingの講義概要や担当講師、課題などについてご紹介します。

【目次】
1.担当講師
2.講義概要
3.課題と評価

 

1.担当講師

Christina Richardsonという方が講師を務めます。Christinaは、FMCG(First-Moving Consumer Goods)のマーケターとして自身のキャリアをスタートさせ、その後SME(中小企業)向けのマーケティング支援に特化して活動しています。また彼女自身も2社のテック系スタートアップのCo-founderでもあり、2017年からUCLのコースでMarketingについての授業を担当しています。この他にも、いくつかのワークショップを担当し非常にパッション溢れる人物です。

Christina
◆彼女がChristinaです。

 

2.講義概要

講義の目的は、
  • ターゲット市場の定義とマーケティング戦略の立案
  • Early Adopterの取り込むことができるブランドポジショニング
  • Startupのフェーズに即したマーケティング手法
  • 具体的で計測可能なマーケティングの評価指標の設定とそれらを活用した改善手法
  • の4点についてノウハウを学ぶことです。

    MVP(Minimum Viable Product)を作りProduct-Market Fitを確認し、Earyly AdopterからEarly Majorityを如何にして取り込むのか、マーケティングの側面にフォーカスして学ぶのが本講義の内容です。(ですので、内容はProduct Development & Prototypingと重なる所も多いです。)

     

    3.課題と評価

    8,000字のグループエッセイと3,000字の個人エッセイの2つで評価されます。グループエッセイは3人1組のチームで予算が£150提供され、実際にマーケティング戦略(3つの異なるchannel)を試し、その結果について纏める内容です。

    いかがでしたでしょうか?次回は講義内容の詳細について触れていきます。

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ABOUTこの記事をかいた人

30代前半の元銀行マンです。(ハンズオン型の)投資家になりたいと考えています。その準備として会社を退職して、2019年9月から英国の大学院(University College London)で1年間Entrepreneurshipについて学びます(遠回りなことしているなと思われるかもしれませんが…)。金融関連や海外大学院留学にあたって得られた知識と、留学期間中に得られた知識の備忘録も兼ねて情報発信していければと思います。 【略歴】私大理系卒(物理学専攻)⇨国立大学大学院卒(社会工学専攻)⇨銀行勤務(M&A、資本政策)⇨グループ証券会社出向(エクイティ・キャピタル・マーケット)⇨英国大学院(MSc. Entrepreneurship専攻)⇨ヤフーギグパートナーの事業プランアドバイザー⇨宇宙系スタートアップのファイナンス担当者(現在)、仲間とボードゲーム紹介メディアBOARDも運営中(https://article.board.fan/)