UCL留学-講義-Strategic Management①(講義概要)

今回は、Strategic Managementという授業についてご紹介します。

【目次】
1.担当講師
2.講義の目的
3.課題と評価

 

1.担当講師

Maya Caraという人が講義を担当します。彼女は、7年間ドイツのSIEMENSとSchneider Electricで勤務した後に3社起業したそうです。University of Chicago Booth School of BusinessでMBA、London Business SchoolでPhD(Strategy and Entrepreneurshipのテーマ)を取得しています。

 

2.講義の目的

この講義は全10回を通じて、産業・業界分析や企業戦略に関する手法をケーススタディーを通じて学んでいくという内容です。ケーススタディーで扱う企業はSpotify, Uber, Amazon, Transfer Wise, WeWork, Riot Games, Bionymの7社に残りの2社は実際にCEOが来て講義する予定です。

マイケルポーターの5ForcesやPESTELなどに関連する論文を読み、それを実際のケーススタディーのテーマ企業に当てはめて分析してみるといった感じです。

Maya曰く、企業戦略というものは、個別の会社とその会社が属する業界をリンクさせるものを指し、よって企業戦略の立案には個社分析と業界分析の両方が必要になる為、まず前半はそれらの手法について学んでいくこととなります。

basic strategy framework
◆The Basic Strategy Framework

 

3.課題と評価

唯一、クラスの出席点がある授業です。その他に4-5人のグループでケースの分析を行いエッセイの作成とプレゼン、個人のエッセイで評価されます。その他、毎回の授業でケースと扱う分析手法に関する指定された論文を2-3個読むことが事前課題として課せられます。

 

次回以降は、講義で学んだことについてより詳しくご紹介いたします!

◆次の記事を読む!

役立ったらシェアをお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

30代前半の元銀行マンです。(ハンズオン型の)投資家になりたいと考えています。その準備として会社を退職して、2019年9月から英国の大学院(University College London)で1年間Entrepreneurshipについて学びます(遠回りなことしているなと思われるかもしれませんが…)。金融関連や海外大学院留学にあたって得られた知識と、留学期間中に得られた知識の備忘録も兼ねて情報発信していければと思います。 【略歴】私大理系卒(物理学専攻)⇨国立大学大学院卒(社会工学専攻)⇨銀行勤務(M&A、資本政策)⇨グループ証券会社出向(エクイティ・キャピタル・マーケット)⇨英国大学院(MSc. Entrepreneurship専攻)⇨ヤフーギグパートナーの事業プランアドバイザー⇨宇宙系スタートアップのファイナンス担当者(現在)、仲間とボードゲーム紹介メディアBOARDも運営中(https://article.board.fan/)